『百年杉』の専門会社 加藤木材

以前書いた記憶があるが
また書いておくことにする。

「眠れない10代の子に睡眠薬を処方する医師と
ビニルクロスを平気で設計~施工する建築人は
なぜ傷害罪にならないのだろうか?」

そういうことを言っていると

「また加藤はそんなこと言ってるけど
ビニルクロスは国が認めた
れっきとした使用制限のない素材なんですよ。」
という陰口が聞こえてくる。
(実際に工務店経営者に居酒屋で言われたこともある)

まず国が市民を守ってくれたことなどないはずである。

毒を川に流して苦しむ~死ぬヒトが出てから
悪い企業を取り締まる。
それの繰り返しであるはずだ。
そう…市民が死んでから

「やり過ぎだよ企業さん。
もっとうまく儲けなさいよ。
私も年取ってからあなたの会社にお世話になりたいんだから…」

重い腰を上げたふりをするのである。

たとえ話をしよう。

とんこつラーメンは合法的な美味しい食べ物である。

しかし三度三度…365日とんこつラーメンを食し続ければ
1年と持たずに、ビョーキになるのは必然。

環境省もビニルクロスの環境ホルモンに関する
影響の実験は実施しているが

「ただちに害があるとは認められない。」

という結果になっている。
そりゃそうだ。

いくら、とんこつラーメンの成分を正確に分析して
マウスに食べさせても問題はでないはずである。

問題は「長期間食べ続けた結果」なのだからね。

「何年も食い続けた結果」としての「食の安全性」や
「何十年も住み続けてきた結果」としての「住の影響」なのである。

「食」は気づいて変えられるが
「住」はとんこつラーメンの30年分の事前発注のようなものなのである。
毎食として送られ続けるのである。それを食い続けるのである。

ビニルクロスからは
プラスチック類の中ではキングたる毒性の高い
欧州では禁止されている
フタル酸エステルが20年以上も放出され続けるから
それを嫌って呼吸が浅くなっていく印象を
わたしは強く持つものである(推論)。

科学とは15センチ定規のようなモノである。

いつ測っても同じ1ミリであり
10センチという正確さがそこにはある。

「おぉ!科学とは正確だなぁ!凄いなぁ!!」

しかし
「東京都庁と横浜市役所の距離を測れ!」と言われれば
15センチ定規ではだいぶ苦しい。かなり苦しい。

使い物にならないのである。

科学は時間軸に関して無力と言ってもいい。

眠れない10代の子が睡眠薬で眠れるようになったということは
対症状のみの医療である対症医療のたまものである。
医療と言うのも、はばかれるような完全な対症状対策。

「眠れればいいんでしょ。だってそう言ってたじゃん。」

経験的に
睡眠薬の副作用は記憶障害と
感情の起伏が激しくなることではないだろうか。
そういう共通点があるということは
クスリという化学物質は確実に体内にとどまって
服用者を支配しているということである。

まさにクスリの定義である
「薬効あるモノは必ず他の部位に毒性を発揮する」
にしたがって、クスリに支配され始めているということである。

記憶があやふやで感情の起伏が激しいヒトとは
みな、絡みたくないので
友人も離れていくから…
孤独感を感じて
「うつ」という診断をされれば
「抗うつ剤」という
さらにパワーアップしたクスリが処方されていく…。

学問が卑怯なのは
科学の正確さと無力さを使い分けることではないだろうか。

エビデンスとか言いながら
時間軸の関しての無力さからは「免責」とばかりに
逃げの一手なのである。

ワクチンなんかが、まったくわかりやすのだが
重症化を防ぐと言うのだが
「じゃぁ1年後の健康面はどうなんだよ?」となると
因果関係の立証は不可能という答えになります。

巧妙に正確さと無力さを使い分けて
利益を作り出していくのが学問。
それに乗っかって金儲けしていくのが企業。
結果として調子悪くなって苦しむのが市民。

この図式から考えれば
ボスキャラは学問ということになる。

数少ない絶滅危惧種のような
ちゃんとした学者さまには
大変申し訳ない今回の拙文である。

ごめんなさい。

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