『百年杉』の専門会社 加藤木材

本稿の「【百年杉】と睡眠」に関しては
「香り~空気の質」を中心にして記しました。

実はそれ以外にも
【百年杉】から出てくる精油に
布団越しや靴下越しのような間接的であっても
「精油に触れ続ける」ことによる好影響が
あるように確信しているのですが…

混同するので
今回は書かないこととします。
今日はそれとは違った「触角」という観点から書きますね。

「精油に触れ続ける恩恵」にご興味がおありの方は
ご予約の上、弊社体感ルームにお越しくださいませ。

【百年杉】の加藤木材

あと追記なのですが
「京都大学レム睡眠」でググれば
2021年の林悠博士による「レム睡眠とは脳のリフレッシュ機能である」という
研究結果が出てきます。最新の科学的な知見です。

レム睡眠とは朝まで4回前後ある
眠りの浅い睡眠なのですが
その際に脳に大量の酸素が送り込まれて
CO2を含むやはり大量の不要物の放出が行われていることがわかってきました。

ですから
いびきをかいているような睡眠では
脳のリフレッシュ機能のための吸引酸素量が足りませんし
ここで目覚めているようでは
脳のリフレッシュのタイミングを逸し続けることになりますから
ご注意くださいね。

「夜中に何度も起きてるような睡眠(レム睡眠を逸する)じゃ
認知症のリスクが高まります。」というような表記が
京都大学のHP内に書いてあります。

【百年杉】が寝室に来てから
夜間中途覚醒の消失や回数減の話は
やはりお客様のご感想として多数いただいてきました。

また「【百年杉】は発達障害にも効きますか?」のような質問が
実に今風なのですが

そうではなく
定形の子もそうだし
大人も子どもも、みんな「治る」とかではなく
良いコンディションになったとの感想をいただく中で
いびきを含めた睡眠の質の向上や
夜間中途覚醒の消失や軽減という話は共通しているところです。

みな、「本来可能な睡眠に到達できていないリスク」について
もう少し真剣に考えた方が良いように強く感じています。

「ひょっとして人類は森のような空気じゃなきゃ…」

症状のみにとらわれてしまっては
木は見えても森が見えない。
森見えずして、クスリで解決の愚行さよ。

何度も書いてきましたが
「皮膚→爬虫類脳」の伝達も
「爬虫類脳→臓器を含む身体中の各所」への指令も電気信号である。

また「皮膚」は顔面周辺感覚器を超えた能力を有する存在であって
ある意味脳を超えた存在なのではないかと…書いてきました。

「皮膚」による
主(あるじ)の周辺の「空気の質の察知」もそうなのですが
紙、木、土、布のような安全な素材に
千年も…数億年も触れ続けてきた人類なのですが
ここ40年に限ってはそれらに触れる機会が極端に少ない。

わたしたちは不感蒸散(ふかんじょうさん)の生き物ですから
皮膚限定の…口を含まずとも日/600ccもの水分を皮膚から放出し続けています。

紙、木、土。布という4種の素材は
経験学問として安全が立証されている素材なのですが
わたしたちの水分を吸収してくれる素材という共通項があります。
これらの素材に触れた際は
大脳皮質の「人間脳」としても
その水分を吸収してくれるので
「不快」には感じない。どっちかというと「気持ちイイ」よね。

しかしタッチパネルもそうですが
プラスチックやビニルなどの石油化合物に触れると
「吸湿」作用が無いため
接触面には「露」を帯びて
ベタついた不快感が大脳皮質を通して「人間脳」にも伝わります。

「人間脳」はその「不快感」を「経験」として我慢する行動がとれます。
いわゆる「慣れ」ですね。

しかし「爬虫類脳」にはそれができまい。
なにしろ「生き抜くことのみにコミットした脳」なのである。
生き残る可能性を引き上げることのみに心血を注ぎ
我慢などしないはずである。

「皮膚」はレーダーなどという小さな存在ではなく
気象庁のごとくであるとは前述いたしました。

「触れて不快」な
ここ40年で急速に広がった石油化合物に触れた際に
「人間脳」の判断では「不快だが我慢」なのでしょうが

皮膚から爬虫類脳に対して
「屋内の空気は、かねてから注意報は継続中ですが、今触れている物質は安全物質リストに無い素材です。繰り返します。紙、木、土、布のような安全物質リスト以外の物質に触れています。注意報×2本ですので警報を発令してください!」

…のような電気信号が
送られ続けているとしたらどうでしょう。
だって数億年もそんな空気にも物質にも触れてこなかったのだもの。

わが国の住宅では
このような注意報が発令されるような
床でハイハイして…
遊具で遊び…
タブレット教育を受けていきます。

私の仮説によれば
現代住宅内の子どもたちの
体内の注意報~警報は生まれてこの方鳴りっぱなしです。

また、コロナ騒動による「近づくな~触れるな」で
米国の3歳児の平均のIQがマイナス22ポイントになったと発表されましたが

五感のうち「触角」は
他の刺激の数倍にも及ぶダントツの広さの領域の影響を
脳に与えることが科学的にも証明されています。
視聴覚刺激の比ではないくらい好~悪影響は大きいのです。

また人類は触角刺激の増大によって
その増えた触角刺激の情報処理をおこなうことで
脳を発達させてきたことが「驚くべき皮膚の能力」の解明の過程で見えてきました。

「4足歩行→2足歩行」の進化時に脳の大きさは2倍になって
「体毛の消失」という進化時にも脳の大きさはさらに2倍になっています。

そう…体毛を消失させて「驚きの皮膚能力」を開花させた人類は
「皮膚→脳」にもたらされる膨大な情報量の処理の実行によって
脳を発達させたのでしょうね。

また九州大学の清水邦義先生は
杉の床によるスリッパ不使用の素足歩行にしただけでの
お年寄りの認知機能の回復事例を発表されています。

スリッパを履いてスリッパ内側の化学物質の不快な感触から
足の指さえも使った心地よい感触という変化は
情報量の増大とも言えますからね。

まさしく、その「増えた情報処理」をすることが
ボケ防止につながっている…という検証結果ですよね。

何度も記してきましたが
なぜ?主(あるじ)の周辺の空気の質に
「皮膚と爬虫類脳」はこれだけ神経質になるかと問われれば
それはおそらくふたつあって

飲食物の5倍以上の膨大な量の空気の吸引という「量」
毒性物質の誤飲食は想定した身体のつくりであっても
毒ガスイチコロの身体の「仕組み」だからでしょう。

脳は極端に空気中の化学物質の存在とその吸引を恐れているのではないか。毒水飲んでも助かるが、毒ガスイチコロの人の身体の仕組み

アウシュビッツやペットの殺処分の例を持ち出すまでもなく
この星の哺乳類を最も安上がりに殺すには毒ガスなのです。

はやりこの星の哺乳類は
じっと魚類として大気中の毒ガスが無くなるのを待って
陸に上がって爬虫類となった生き物なのです。

毒ガスは想定していない身体のつくりなのです。

わたしはこれが仇になっている気がしています。
周辺の空気の質(=揮発性化学物質)による直接の影響というより
周辺の空気の質の低下を皮膚が察知して爬虫類脳に連絡することによる
「呼吸の浅さの常態化」による多岐にわたる不都合です。

話を「触角」に戻します。

触角の脳への影響は視聴覚刺激のなどの比ではない。
わたしたちには「聞こえはしないし認識すら不可能」なのですが
これらの体内を駆け巡る電気信号に含まれる
注意報・警報のアラームが毎日毎日鳴り続けていた人生が
ある日からピタッと止んでごらんなさい。

それが
「プラスチック床→【百年杉】床」
「どうでもいいようなケミカルベッド→【百年杉】ベッド」にて
おきているとしたらどうだろう。

「皮膚→爬虫類脳」への連絡の電気尊号から
注意報・警報が無くなって
「爬虫類脳→臓器を含む全身の各所」への連絡の電気信号からも
一切の注意報・警報が消えるということ。

身体中を駆け巡る電気尊号から注意報・警報が消えるということ。

電磁波対策全盛の昨今。
それらの備えや思考はまったく正しい。
しかし、考え方として対症状的に偏っている印象を持つことも多い。

外部からの過度な電磁波の影響を受けないような努力は
もちろん必要なのですが

自らの体内を駆け巡る電気信号を「整える」ために
周辺の空気の質と…
紙、木、土、布という
気持ちの良い(=千年以上触れ続けてきた安全な素材)素材
に触れ続けることの重要さという考えが欠落してはいまいか。

電磁波対策はたしかに有効である。
そこに異論はない。
しかしその前に自らの体内の電気信号を整える発想を持っている方は
どれくらいいるのであろうか。

木は木でも触れて最も気持ちの良い木は
高樹齢杉の赤身部=【百年杉】であろう。

「学名:クリプトメリア・ジャポニカ」
語意は「隠された日本の財産」…それが杉という日本の固有種なのだが
「隠された」がようやくとれて
学術的にも明らかになってきたことは
本シリーズの第1話で書いたとおりである。

数億年触れ続けてきた「土の感触」には負けるが
住まいの床に「土」もキビシイし
木の感触は紙に勝ると思うのだがいかがであろう。

床を建築から考えれば…
「安く、早く、在庫不要で、傷がつきづらく…」
となっていくのが常なのだが
ホモサピエンスという生き物の
能力の発揮という観点から考えれば

やはり床は木であり
木は木でも温かく柔らかく気持ちの良い木となって
杉の出番なのである。

木は木でも
欧州の木のような
堅く冷たい床は靴で生活する習慣の床なのだからね。

このように「杉と睡眠」
手加減しながら書いていても
脳、呼吸、五感、触角、皮膚、進化…と
話はあっちへ行ったりこっちに来たりという
これだけの情報量になるのである。

専門性も必要だが
多様な学問を取り入れ続ける努力がやはり重要ではないだろうか。

「【百年杉】とわたしたちの身体のいとなみ」については
わたしはおそらく世界一のトップランナーである。
ただし誰もやらないからだけどね(笑顔)。

わたしが元気なうちに
「体感ルーム」にお越しになって
たくさん聞きにくればいい。

睡眠には
「ヤクルト〇ン」のように
1,000も不要であって「百」もあればいいのである。

(この項はおしまい)

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