『百年杉』の専門会社 加藤木材

【住】環境による「酸欠」の解消策の為の「百年杉」(集中連載27)

『百年杉』の専門会社 加藤木材

さぁいよいよ最終回である。

だから、いつもよりさらに長い(笑顔)。

何しろ「百年杉」である。恩恵を手短に…なんていうと罰が当たる。

 

まず結論から申し上げたい。

我々は「酸欠」である。

そう…常に「酸素欠乏症状」なのではないでしょうか。

 

現代のビニル全盛建築によって「酸欠状態」のようなモノである。

…おそらく。

 

その論拠の理由としては

「百年杉のベッド」である弊社の「眠れる森のSUGI」の

使用者の「個人の感想」をうかがっての…各種の睡眠状況の改善と持続の事例である。

 

ユーザーさまが賃貸物件にお住みの場合

ベッドを置いた後も…

そこに「負の要素」足る、大量の化学物質の素であるビニルクロスがあることに変わりはないのである。

それなのに…それでも…睡眠症状が改善というのであるのなら

何度も記してきたように

「脳の判断→鼻孔全開で百年杉の芳香を吸引→大量の酸素が体内~脳や身体の隅々まで大量に到達」することによる

「百年杉による酸素不足の解消」という事がまずおきているのではないか。

 

弊社のベッドも接着剤を最低限使用していますし

それらの毒性が最も高い状態が粘性のある状態=製造時とはいえ

固形化~安定化したとしてもまったくの無毒とまでは言えないでしょうし

なにより壁にも天井にも大量のビニルクロスの可塑剤の揮発性化学物質が存在し続けている事には変わりはないのだ。それでも効果はあるとお客様は皆おっしゃる。

 

このように「やっかいもの」の解消がかなわぬ前の

「百年杉」による、各種症状改善の個人の感想の説明をつけていくとそうなるのである。

 

そう考えていくと…

(集中連載2)で記したように

我々人類は大気中にうずまく毒ガスがおさまってから生まれた生き物であり

呼吸時に大気中に毒の成分の含有を想定していない生き物ではないかという話。

 

であるからか…

空気の流れる経路が誠にデリケートな柔肌を吸気した空気にさらしている印象を持ちます。

 

鼻→肺→心臓→血液→全身

 

それに比較して

飲食物は肝臓という強烈なスーパー関所があります。

飲食物の中に毒物の混入の想定をしてあって

そういう臓器ができている印象があります。

 

そのポイントを押さえながら…

(集中連載10)で記したように

おそらく我々の【脳】は

屋内の空気中に存在する微弱とはいえ化学物質の吸引を極度に恐れている。

=ここが人類の…脳の特徴ではないだろうか…

 

飲食物の中の毒性物質の混入は想定していても

大気中の毒ガスを想定していない(DNAに刷り込まれていない=毒ガスが無くなってから生まれた生き物だから…)為、微弱な屋内化学物質の吸引を脳は極端に恐れている。

 

その結果、体内に必要な酸素の吸引を減らしてまでも

化学物質の吸引を拒んで

鼻孔や皮膚などを閉じ気味にしている。

 

その結果

慢性的な酸素不足になって

様々な治療治癒困難な症状に我々は悩まされているのではないだろうか。

いや、おそらくそうであろう。

 

 

脳が「百年杉」の芳香をその吸引を心身にプラスと判断するのか

鼻孔全開の指令を出すことによって

「酸素不足」が解消されても…

賃貸物件での寝室内の大量の6面体キューブのビニル化学物質の素という問題は

解決されていない。それなのに効果はでていると口を皆そろえる…。

 

そうであるなら

【脳】は空気中の微毒を恐れるあまり実にチキンな誤った選択をしているのであろうか?

それくらいの微弱な化学物質ごとき我々人類は大丈夫なのだろうか?

 

それとも「酸欠問題」が解消する事によって

お客様には地力がついて、代謝も促進して…

吸引した空気中の化学物質のデトックスも進んでいるから大丈夫なのであろうか?

 

その辺の事柄の答えとしてのはっきりとした推論は私はまだ有していない。

 

 

お客様は皆、「百年杉」がある事によって

呼吸が深くなったのか、ホームセンターや商業施設に長くいられなくなったと口をそろえます。

 

深くなった呼吸によって

我々にジワジワとダメージを与える「悪い空気」の存在を

以前より明確に脳に伝えるようになっているのであろう。

 

呼吸が深くなることによって

五感の鋭敏さも進みそうだ。

「悪い空気」は残念ながらそこら中に存在します。

電車の中も車の中にも…

そこには長居しないようにする事によって身を守る。

今までは呼吸が浅く五感が鈍して気づかない…より体調は悪くなっていく…。

 

 

脳の主食は酸素だから

それが慢性的に不足するのだから

脳の創造…発達は遅れ

発達した脳の維持にさえも影響を与えるだろう。

 

発達障害というと

違う症例になってしまうが…

 

酸素不足による

慢性的な「脳の軽度未成熟症状」のような事は起きているのかもしれないし

これからはもっと起きるのかもしれない。(≒鼻呼吸できない子も危ういと考えます)

 

心であるとか

思いやりであるとか、愛であるとか…

 

これらは、まったくもって大事な事なのだが

 

自分がある程度happyでなければ

そういうメンタリティにはならないはずである。

 

「酸欠」によって心の成長が遅れることによって…

他者をおもんばかる気持ちの有す心を得る遅れは…

集団生活の中で、居場所が得られづらくなっていきはしないだろうか。

耳を疑いたくなる凶悪な事件の原因とまでは言わないけれど

「酸欠」が事実であるなら、重要な要因のひとつとして検証くらいされるべきではないだろうか。

 

もちろん、「酸素不足」の浅い睡眠は

脳の発達を妨げ、疲労も回復せず、心も体もなかなかシャキっとしない状態が続く。

 

このように我々の所有する【脳】の誤った選択によって

我々の「いのち」がなかなか太くなっていかない状況があるのであれば

具体的な解決策としては「百年杉」である。

 

無肥料自然農野菜も…

オーガニックコットンも…

オーガニックヘンプも…

我々のデトックスに貢献してくださる、もともとの品種の生きた野菜のありがたい魔法のような作用も…

全てが重要であり必要なのだが…

 

「酸素不足解消」という目的をもって

まずは異常な現状の「酸欠スパイラル」→「我々のもともと有していたもっと深い呼吸」

に戻すためには

やはり「百年杉」であろう。

 

上述の他の素材がどうこうではないのですが

他の素材ではそこまではできまい。

言わば「百年杉」の恩恵は、我々各々の充実した基盤の為のものであろう。

 

無肥料の植物や本来の発酵食品がもたらす

タイムリーなデトックス効果や菌の多様な恩恵というような

わかりやすいチャージ&デットックスのような恩恵ではなく

「百年杉」による恩恵は

まるで、私たちの所有する各種能力の容量増量!…のようなノリであろう。

 

私の推論たる化学物質入りの空気の常態化による

我々の【脳】の選択による「慢性的な酸素不足状態」の解消に

他のものをもってして

より呼吸が深くなる素材があるのなら教えていただきたい。

 

ようは、「百年杉」以上に、より【脳】が好む芳香を

継続的に発し続ける素材という事である。

私は「百年杉」という解決策を提示しているのだが、いかがだろう。

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この8月、渋谷ヒカリエにて1週間弊社製品を展示させていただき

樹齢50年の杉の赤身の芳香と

「百年杉」(実際には150年の杉)の芳香との比較体感をした結果…

 

およそ500人~700人の方々が体感

 

  • 樹齢50年の芳香が良いとお答えの方はわずか5人。
  • そしてそれ以外の99.9%の方々全員が百年杉の芳香をgood!とお答えになり…

このふたつの芳香のどちらかを嫌いと答えた方はゼロである(驚異)!

 

水と魚とまで言えば語弊があるかもしれないが

カエルと湿気くらいの必然の関係が

おそらく我々、日本人と高樹齢杉の芳香であろう。

 

150年の杉の赤身となると

ミソ樽、日本酒、醤油などの日本食の発酵の器に

かならず使われてきた素材である。

ようは前述2種の芳香の差は…

「モノが腐らずに熟成させることができる力を持っている老練な力を持つ芳香なのか?いまだその魔法を有さない…いまだ青き青年の杉なのか?」の差異である。

 

今はまだお気づきの方は少ないが

これらのわが国独自の発酵文化をささえてきた

樹齢150年~200年の杉がこれほどまでに

必要とされていない時代であれば

「150年杉の端材→樽」という継続が困難というか…間違いなく途絶えるであろう。

これも現代の我々の合理的思考がもたらした事象であろう。

 

かつての施主たる旦那は木目が雄々しい高樹齢の杉を住居の見せ場に使って

大枚をはたいたもんである。そしてそのお金が山に還っていましたから

林産地も杉の高樹齢材を創る造林をしていました。

 

今では、そんなものはもったいない…

「そんな金があれば、設計費・施工費に使ってくださいよ!」ですから

高樹齢の杉は使われずに、使われないから端材も発生せずに

樽もできまい。樽もできなきゃ、ちゃんとした発酵もできまい。

 

「衣食住」は連携してつながっているのだ。

 

見渡せばチェーン店とコンビニばかりの世の中である

同じように、個人商店のように…本当に本物の発酵に必要な老練な杉樽も絶えて

それを造る技も絶えるのだ。

 

若い杉がまったく使い物にならないとまではいわないが

明らかにぼくらの五感によってあれだけ芳香が違うのであれば

まだまだボスキャラと戦うまでの経験値はありそうもない。

 

話を何度も戻そう。

まず「百年杉」を身近に!である。

さぁ長々と記してきた(集中連載)の最後は

私らしい実に挑戦的な終わり方である。

●赤ちゃんや子供たちの脳がもっと創造されるでしょうし、「心」は脳によって創られるのでしょうから、酸素不足の壁を取り払えば心の大きな人間が増えはしないでしょうか。

●お年を召した方の脳も創造されて維持も進み、もっとご自分らしく召される事が可能にはならないでしょうか。自分で排泄をできる力を持ったまま、認知症になりづらい召され方。

●酸素をたらふく食した【脳】は、順調な状態とコンディションを自律神経を通して全身に伝えます。適度に弛緩した拡張した血管は滞りなく血流を流し、酸素を体内の隅々まで運んで、帰り荷物でCO2を積んで、それを体外に排出して速やかなガス交換をおこないます。いかにもガンなどの病魔につけこまれづらい状態ではないでしょうか。

 

思えば遠くに来たもので

このような推論と論拠の開示ができるのは、おそらく私だけである。

 

「杉の素晴らしさ」を研究してくださっているありがたい先生方はいますが

毎日百年杉と会話をしながらかのように触れて作業している人はいない。

もっと粗暴に言うのなら

「木のプロには学が無く、お勉強のプロは杉に触れず。」

なのである。

 

もうこれ以上の杉の素晴らしさのエビデンスも不要に思うし

(あればいいけど、どうせ最終的に全ては無理でしょう)

「杉は最高です!必要です!エビデンス」が立証されなきゃ手を出さないような

「酸欠」の同胞たちを見ても何もしないどころか、新たな酸欠の材料のビニルを勧めるような…

義を見てせざる勇無き建築業界人にも退場していただいて

 

私は「百年杉」を通じて

賢い市民を増やしていく事をやり続けていってから召されたい。

 

以降、弊社にお問合せ…ご質問いただく方に置かれましては

大変長いのですが、この(集中連載 全27巻)を読んでいただいてから

ご遠慮なくご質問いただきたいと思っています。たいへんだけどその分もっと深い話が可能になります。

 

 

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

 

杉の学名は「クリプトメリア=ジャポニカ」

その語意は「隠された日本の財産」である。そう…もはや我々に残されたものは「百年杉」だけなのである。

 

  1.  

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