『百年杉』の専門会社 加藤木材

short month ago…ちょっと前の話。6月の上旬。

タイトなスケジュールの合間をぬって、新潟に行ってきました。

20代~30代の体力前提の気持ちのままにブッキングしてしまう自分のバカさ加減を呪いながら

ハンドルを持ち、眠気をそらしながら苗場に行ってきました。

 

地元の方々のご支援をいただきながら、これまた前日までに全国からキャンプステイにて

車椅子の方々も移動可能な木道の腐食部分をフレッシュな木材に帰るイベント作業がおこなわれていて

釘まで丁寧に抜いていただた腐食の進んだ木道を車に積み込みました。

 

満載のボードウォーク廃材だけでなく

ハサミムシもダンゴムシも一緒にご乗車だけど、かまうもんか!ROCKに生きよう!

推定無罪だ。そのために板を放り投げることがナンセンスなのだ。

 

全国から集まった善意の汗によって釘は抜かれていても

皆がが踏みつけていた木道の板である。

小石だって喰い込んでいるから

おそらく誰も木のプロは”刃物が欠けちゃう”から手を出すまい…というしろもの。

けれどもそういうことを自ら提案して多くの方々の善意の結晶のプロダクトの制作を提案するのが

幸せなヒトを増やすことを社是とする”変な会社”である【百年杉】の加藤木材でしょ。

 

弊社に来るヒトはみんな聞くよね。

「なんですかこの腐った木は…腐食は他の木に移るんでしょ…」

移らんわい!俺は木のプロだわ!!

移らんようにする!!それよりこの腐った部分はある木だけど腐りきった木ではないのです。

「?」

 

 

ほらね。すべてが腐りきってはいないのです。

充分に”生きて”いる木があるのですよ。

さらに加工を進めます。

 

 

もうこうなると工務店さんレベルの機械じゃ無理ですよね。

家具が造れるくらいの機械じゃないとね。

 

まぁ数枚であれば大工さんもやれるのでしょうけど

数千となると大工さんでは無理ですよね。機械が違うからね。

さらに製造を進めます。

 

けれども写真はここらで自主規制して

載せないようにしときますね。

 

世界の音楽フェス格付け第3位のフェスの「森」の部分で弊社は関与させていただいているのですが

廃材を捨てずに使った数千規模のプロダクトというのも

1~2位でも無いようにおもうのだがいかがだろう。

 

いずれにせよ

そんな弊社の提案を受け入れてくださる

「フジロックの森」プロジェクトの皆さま方と

主催者を含めた周辺の方々の「やってみなはれ」精神には深謝申し上げるしかありません。

 

また熱い夏がこの週末にやってきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

有限会社 加藤木材
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