『百年杉』の専門会社 加藤木材

発達障害の子の【百年杉】のイスによる姿勢矯正の話の続きである。

「うちの子は発達障害じゃないから関係ないわ。」…ではなく
ある程度、お子さんや人間には共通した話なので
20歳代~30歳代の若いママパパとママパパになる意思のある未満のヒトは
読んでおいた方が良いと思うな。

ほとんどの人間は自分の身体の仕組みを知らないのに生きているし
それを知らずにママパパになってしまって
こどもの成長を阻害してしまって、不都合が生じてから「気づく」から
弊社のお客さんは40歳以上の女性ばかりである。

10歳代~30歳代の早めに気づけば、自分もこどもも不都合にならずに済むのにね。

●姿勢としては右肩が前に入って
左肩が引き気味のような態勢が発達障害の子に共通する姿勢であるとのことでした。

左には心臓があるし
利き腕には関係なく、ヒトの身体の崩しやすいバランスはあります。
ヒザ痛のほとんどは左からはじまるという話を聞いたことがあるし
やはり左胸を守りたがるから右肩が前に出る姿勢になるのでしょうかね。
ひょっとしたら、心臓の発達も遅れているから守るために共通の姿勢になっているのかもしれません。

●それ以外の発達障害の子に共通する症状は

・便秘
・ふくらはぎ・背筋などの筋肉がパンパンに張っている
・(前述の姿勢)

とのことでした。

便秘はモロ交感神経優位ですね。
逆に下痢は副交感神経優位のヒトにおこりがち。

それに筋肉がこれだけ張っていては内臓の広がりや成長。
そしてなにより血液の流れがスムーズにいきませんから
脳に酸素が到達する量が減って
脳の成長にもよくないかもしれません。

交感神経優位な状態では血管が収縮しています。
脳の主食である酸素を脳に運ぶ唯一の方法は血液を通しての輸送ですからね。
その道が細ければ、運ばれる量も少なくなってしまう。
こどもの体重当たりの呼吸量は大人の約2倍。
その理由は脳の急速な発達期だからでしょう。
それなのに脳に到達する酸素量が少ないことの継続状態。
これでは脳の成長も遅れます。

だからこそ
姿勢を真っ直ぐにして、血流をよくすることが
わたしが会いに行った大阪の整体の先生のミッションだったのです。

それが【百年杉】のイスによって
1か月で真っ直ぐな姿勢になったとのこと。
イスでこれなら床が変われば「どんだけ!」なんでしょうか。

「不思議な【百年杉】身体が柔らかくなる?!


上記リンク先にあるように…
どうやら【百年杉】の赤身部には
わたしたちの身体を弛緩させるような効果があるようなのだ。
ずいぶんと馬鹿げた実験をやってきたものですが…
どうやらそういう方向性なのですね。

だから床~イス~机などのように
継続して触れ続けるモノを【百年杉】にすることによって
こどもたちが「変わる」というより
本来可能な素質を開花させているのが正しいイメージかな。

こういう機会に
わたしたちが慣行建築業界からの
理不尽な「早く~安く」のプレッシャーに屈せずに
安くならないことを承知で
床材~イスの身体に触れる面~机の天板…という直接触れ続ける部位に
価値ある【百年杉】や【200年杉】の赤身部の使用にこだわってきたことにも
ご評価いただけないだろうか。

家を建てたり、直したりするには
設計や施工といった慣行建築業界が必要になるのですが…

その方々に素材決定といったコンセプトまで任せてしまった瞬間
何かが終わりはしないでしょうか。

それくらい慣行建築業界とは
ヒトのからだの仕組みに関する探求をしていないヒトがほとんどですから
そういうヒトたちに「健康的な住まい」を託すことじたい
無茶苦茶なことのように思うのだ。

その数字的な大きな事実として
ビニルクロス使用率90%越えのこの国の建築業界は
明日もまた子どもたちが素質を開花できない環境要因の住まいを作り続けるのである。

追伸:思えば私自身、幼少の頃より「下痢」になることはあっても
「便秘」になったことがないように思います。それらの事象が親を含むわたしの周りの大人たちが「急がなくてもいいんだよ。自分で考えてゆっくりやればいいんだよ。」的な成長を待つ=時間をかけて育む考えを共通に有していたからかもなぁ…と新幹線の中で考え事とかかわってくださったすべての大人に感謝をしていました。

前述のとおり、発達障害のお子さんは、ほぼ交感神経しか機能していないような
心身は興奮状態の継続です。

お子さんに便秘や筋肉の硬直状態があるのであれば
それを薬で解消ではなく、そういう状態にして
未発達な心身でもなんとか生きようとエンジンをふかしているシグナルととらえて
お子さんを、どんな環境においてあげることが良いのかをお考えいただければと思います。

冒頭に記したように
発達障害の子はできないことが多いし
それが【百年杉】がおうちにやってくることによってできるようになったりすると
わかりやすいけど
こどもの便秘や姿勢やこわばりに親が注意することは
こども全般に共通することだと蛇足しておきたい。

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