『百年杉』の専門会社 加藤木材

第3波と騒がしいので、しぶしぶ書く事とする。

100年前の「スペイン風邪」のパンデミックとは比べ物にならないくらい
世界は小さくなったし、貨幣主義になっている。

100年前は各家庭で「食」を作って貯蔵させていたのだが
わたしもそうだが…今は貨幣頼みであって
「食」は買わなければ調達できない人間が多くなっている。
そう、多くのヒトは「動かないと生きていけない」のである。

マグロのように遊泳を止めたとたん“死”なのが
現代先進国のホモサピエンスの生きざまである。

学者は「動くな。出歩くな。」というが
100年前と違って、その実現が困難な現代であるはずだ。
学者さんは論理的に可能なことと、現実として不可能な事象とのバランスがいつでも悪い。

まず、首相の「ウイルスに打ち勝ってオリンピック」という表現こそは
まるで「悪と戦う昭和アニメ」に毒されたかのような
まるでわかっていない人物であることが露呈してはいまいか。

これについては、そこらじゅうで記されているので省略することにする。
ここでは「ウイルスに打ち勝つ」という表現が
賢者には考えつかない表現であると論破して
首相の言葉に「打ち勝つ」ような言論は控えるが
ああいう言葉が世界に発信されるのは、国民としてまったく恥ずかしい限りである。

以前にも記したように思うが整理する。

世界中の風邪の半数は旧型の4種のコロナウイルスによるものである。
夏風邪もひくが、冬季にひくことが多いのが一般的であるはずだ。
冬季=乾燥期に元気なんだろうね。
それの新種が今回のウイルスってこと。

わたしたちが冬季に風邪をひきやすいのは
わたしたちが弱くなるのもあろうが
ヤツらが得意な季節ということであろう。
乾燥した大陸=欧州でのヤツらの猛威も、話の筋道としては無理はないのだ。

インフルエンザウイルスもアラスカ発祥で、渡り鳥によって中国に運ばれて…
香港〇型などというウイルスになっていることを
医療従事者のコラムで読んだことがあります。

どうやら、乾燥した冬季では、ウイルスは元気なのだ。

温暖化が進んで永久凍土が溶け出し続ければ
まだまだ新種のウイルスが出現しては
野鳥が中国あたりに運び続けるというのが最悪なシナリオかな。
そしてヤツらは乾燥した大陸=欧州に移っては大暴れ。
今回も一見中国発なのですが、ほんとはもっと北からだとしたらヤバイよね。

そしてわたしたちは冬季のリアクションとして
呼吸が浅くなって、血流も少なくなりますから
省エネ運転のように血管を収縮させて血圧をあげて
少ない酸素でも血液の流れを緩やかにしないようにしています。

緩やかになってしまうと白血球という防衛軍が
身体の各所に駆け付けるスピードが遅れてしまいますからね。
そうなると、日々2千個もできているらしい、ガン細胞をやっつけそこなってしまったり…
ろくなことにならないからね。
恒常性維持機能として、冬季は自動的にみなそうなっているはず。

そう。冬季はこっちの防衛軍の数も対応速度もイマイチな状態なのに
ヤツらは得意な環境なのである。

しかし対抗策はある。
湿度が50%もあれば
「インフルエンザウイルスの97%は死滅」というデータがあります。

それなのに、エアコンのみで暖をとるという愚行を犯している現代建築。
まったくヒドイ。

だいたい空気なんて温めれば空気中に存在できる水分量は減る=乾燥が進む=お部屋をまるでサハラ砂漠のような乾燥状態にしてウイルスをわざわざ元気にしている。

だから加湿器?そんなの役に立つわけがない。
まったくバ〇につける薬は無いよね。

一定の湿度がある空気は「重い」から
飛沫の距離も伸びない…という可視化された映像を見た方も多いと思うのだが

じゃぁ、どうやって眼下の加湿器から放出される湿気を含んだ「重い」空気を
わたしたちの呼吸器まで持ってくるというのであろう。
ウイルスの進入経路のほとんどは鼻と目と口であるはずだ。
ようは頭の周辺の空気の湿度が重要なのである。

加湿器なんて気休めにもなるまい。無意味。

あえて加湿器を使い物にするのであれば
放出口を天井付近から出すか?
扇風機などで空気の流れを作って
「重い空気」を頭周辺にまで持ってくる必要があるはずだ。

しかし屋内を動き回るあなたの頭部の位置の空気の湿度維持を
エアコンの暖気頼みという愚行にて維持するのは不可能なはずである。

対応策は簡単。杉があればいいのである。

この写真はさっき撮影した【百年杉】体感ルームの湿度である。
この部屋は厳冬期でも湿度45%以下になったことが無いはずである。

杉は軽い木ですから、内包する空気タンクが多い。
いわば肺活量が半端ない木なのだ。

重く堅い木じゃダメ。軽い杉だからこそ乾燥時に大量の湿気を放出してくれるのだ。
そして放出時に精油分も一緒に放出される…そうそれが「香り」であって
その香りが睡眠に最適である香りであることが報告されてきている。

そして梅雨の多湿な環境になれば
逆に「湿気」を吸い取るのだ。
重く堅い木は肺活量も少ないのだが、杉は大量に吸放出してくれる。
そして「吸った」際に、排気ガスに含まれる…
ぜん息の主因たる有害物質であるNO2を吸引して、樹内に存在する水分(H2O)と結びつけて、毒性のない亜硝酸(HNO2)という他の物質に変異させて樹内に保存する。

そしてそれだけではない。
杉は香り成分を持たない自然界の化学物質も実に豊富に内包する木なのだ。
抽出成分というのだが、他樹種との比較において圧倒的な質量なのである。
だからHとO以外の多種多様な内包する化学物質を吸引した屋内の人造化学物質にくっつけて、結果として、屋内の空気をどんどん無害化していく。

その見た目の美しさだけでなく
「木として変形しないから、オークやウォルナットの家具が良い。」という声を聞くが
それはそのまま肺活量が低く、湿度調整維持能力も空気浄化能力も低い木であることも意味している。

あそこまで「吸わない…香りのしない木」になると
害のない素材という領域に近い。
杉のようにヒトを具体的に元気にする木ではない。
見た目で楽しむ木であろう。中身はさして無い。

乾燥した欧州には「ヒトを元気にする木」は無いし「香りのする木」も無い。
だから欧州の建築家は「害のない素材だから木を使う。」と言い続ける。
しかし日本にはヒトを元気にする杉という木があるのに
この国の建築人はビニルの壁と特殊シート(≒プラスティック)の床の家ばかり造り続けている。まったく理解不能である。

話を無用の長物たる加湿器に戻そう。
そう…あなたのお部屋の加湿器は
「深い睡眠に導く香りも出さなければ…」
「肝心の頭の周辺の湿度を上げることもできずに…」
「梅雨時期に湿気を吸うこともできずに…」
「呼吸器系疾患の主因たる屋内の揮発性化学物質の浄化もしない」のに

電力を浪費し続けて、スイッチも入れなきゃ動かないし
やがて廃棄物となって地球を汚す、まったくの無用の長物なのである。

持続可能な社会だとか言ってる人間の家に杉は無くとも
加湿器があるという…この国はつくづく不思議な国である。
木ではゆるい…あまい。
お部屋に杉がふんだんに無きナチュラリストは論理的にヘンテコではないだろうか。

そしてその杉というありがたい木の能力は樹齢に比例するから【百年杉】。
これくらいの知識を持つ会社に頼まなきゃね(笑顔)。ははは。

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