オリンピック開会式を見た。
会議があったので22:30ころからTVで観た。
気になったのは
何度も繰り返される「ladies and gentlemen」のアナウンスである。
LGBTの方々の権利を尊重するならば
人類は男か女か?のどちらかであるという考え方ではなく…
Everyoneにすべきであって
すでにJALの機内放送はそうなっているらしいし
オリンピック組織委員会が言う多様性が“嘘っぱち”ということが
実にわかりやすい出来事であった。
繰り返されたクリエイターの更迭人事もそうだが
この国の芸術なんて「お金」で買って昇段していくモノばかりだからね。
男と女しか存在しないアナウンスを何十回も容認するような人間が
アーティストやクリエイターを名乗るんだからね。
底が浅いよね。
木の国のアピールで大工仕事のパフォーマンスをするのであれば
ペンキで塗りつぶした今頃はすでに産業廃棄物になっている
キューブを使ってエンブレムづくりではなく
そのすべてが木と紙という土に還る素材で作るくらいの
哲学のあるデザインが見たかった。
「哲学が無くとも、面白ければいい」という昭和のTVの考えを
そのまま今風にしたような開会式であった。